伝説のギャグ漫画家・岡田あーみんの素顔は?目撃説と引退の真相
1984年、当時高校生だった彼女は『月刊りぼん』にて『お父さんは心配症』でデビューを果たした。過保護すぎる父親・パピィが巻き起こす狂気と暴走を描いた本作は、それまでの少女漫画誌の常識を根底から覆す異作であった。
当時の少女ギャグ漫画といえば、可愛らしさやほのぼのとした日常を描くスタイルが主流だった。しかし、彼女が持ち込んだのは怒涛のテンポ、暴力的なまでのオーバーアクション、そして緻密な心理描写が織りなす圧倒的なナンセンスギャグだ。乙女たちの聖地であった同誌において、その強烈な個性は瞬く間に読者の心を掴んだ。
作品は大ヒットを記録し、単行本は少女漫画の枠を超えて幅広い層に買われた。甘い恋愛模様が全盛だった『月刊りぼん』の黄金期において、異彩を放つ彼女の存在は誌面に新しい風を吹き込み、後のギャグ作家たちにも多大な影響を与えた。