リブレ2は何が進化した?従来品との違いと保険適用・自費購入の真相
アボット社が世に送り出した「リブレ2」が、従来の血糖測定デバイスと一線を画す最大の理由は、「FGM(フラッシュグルコースモニタリング)」から実質的な「リアルタイムCGM(持続血糖測定器)」へと昇華した点にあります。
初代フリースタイルリブレは、測定値を読み取るために必ずスマートフォンや専用リーダーをセンサーにかざす必要がありました。そのため、「睡眠中の無自覚性低血糖」や「仕事に集中している最中の急激な高血糖」を見逃すリスクが残されていました。対してリブレ2は、Bluetooth Low Energy(BLE)通信を通じて、1分ごとに測定データを自動送信します。ユーザーが意識してスキャンを行わなくても、数値がリアルタイムで手元のスマートフォン画面に更新され続けます。
さらに臨床現場で極めて高く評価されているのが、設定した閾値を超えた際に警告を発する「リアルタイムアラート機能」です。低血糖(例:70mg/dL未満)や高血糖(例:250mg/dL超)に達した瞬間、スマートフォンの通知音やバイブレーションで即座に異変を知らせるため、重篤な低血糖発作を未然に防ぐセーフティネットとして機能します。
加えて、スマートインスリンペンである「ノボペン 6」や「ノボペン エコー プラス」とのデータ連携にも対応しました。FreeStyleリブレLinkアプリ内で「いつ・何単位のインスリンを打ったか」と「その後の血糖トレンド」が同一グラフ上に自動統合されるため、日々の自己管理の精度が劇的に向上しています。