2026年、なぜ日本中は「ラシャンセン」に熱狂するのか?蒸気とスパイスが交差する“五感の森”で起きている異変
鳥の声と風の音しか聞こえない鬱蒼とした森の中に、異彩を放つ木造のドーム建築がたたずむ。扉を開けた瞬間、熱気とともに押し寄せるのは、これまで体験したことのない力強い香りだ。クロモジやヒノキといった国産和ハーブの清涼感に、数種類の熱帯スパイスが絶妙なバランスで混ざり合っている。
かつてのアウトドアブームやサウナブームは、2026年に入り明確な「次のフェーズ」へと移行した。単に汗をかく、あるいは外気浴で整うだけでは物足りなくなった人々が求めたのは、香り(香)と温熱(熱)と自然空間(森)が完全に調和したダイナミックな体験だ。「ラシャンセン」はまさにその需要の頂点に位置している。