御茶ノ水の東京復活大聖堂(ニコライ堂)拝観時間と見学マナー完全ガイド

御茶ノ水の東京復活大聖堂(ニコライ堂)拝観時間と見学マナー完全ガイドの特集記事をご紹介します。役立つ情報が満載です。

ネット上の旅行情報やブログでは、東京復活大聖堂に関して幾つかの誤解や事実誤認が散見されます。訪問前に知っておくべき正確なファクトを整理します。

誤解①:「カトリックやプロテスタントと同じような教会である」
ニコライ堂は、キリスト教の東方諸教会に連なる東方正教会(オルトドクス)の聖堂です。西方教会(カトリック・プロテスタント)とは典礼様式や教会構造が大きく異なります。例えば、正教会の聖堂内には原則として座席(長椅子)がなく、信徒は立ったまま祈りを捧げるのが伝統です。また、立体的な彫像ではなく、平面に描かれた「イコン(聖像画)」を極めて重要視します。聖堂内には、日本人初のイコン画家として名高い山下りんが描いたイコンも伝来しています。

誤解②:「誰でも申し込めば簡単に結婚式(挙式)ができる」
ホテル併設のチャペルのように、信仰のないカップルがブライダル目的だけで挙式を挙げることはできません。正教会における結婚式は「冠婚式(かんこんしき)」と呼ばれる重要な機密(秘跡)であり、新郎新婦の双方が正教徒(ハリストス正教会の信徒)であること、あるいは教会の定めた一定の信仰的条件を満たしていることが原則となります。

誤解③:「聖ニコライの墓がこの大聖堂の敷地内にある」
日本正教会の父である聖ニコライ(1912年永眠)の遺骸は、東京都谷中霊園の教会墓地に埋葬されています。ただし、1970年にロシア正教会および日本正教会によって列聖(聖人として認められること)された際、その聖遺物(遺蹟・不朽体の一部)が大聖堂内に手厚く安置され、信徒たちの崇敬の対象となっています。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。