霧ヶ峰のコロボックルヒュッテ散策記!絶景テラスと名物ボルシチ
この魅力あふれるヒュッテの歴史を語る上で欠かせないのが、創業者であり山岳文筆家としても知られる手塚宗求の存在だ。彼は山と自然を深く愛し、その思索や山岳エッセイは『山と溪谷社』をはじめとする数々の山岳メディアを通じて多くの登山ファンに愛読されてきた。
単なる通過点としての避難小屋ではなく、人が集い、自然と対話し、魂を休める場所を作りたい——そんな彼の確かな美学と哲学から生まれたのが、この山小屋カフェの原点である。館内に飾られた古き良き調度品や書棚に並ぶ書籍の数々には、彼が生涯をかけて守り続けた山への敬意と温かなもてなしの心が今も息づいている。