血圧の薬の副作用に潜む罠!咳・ふらつきの真相と自己中断の危険性
多くの副作用は薬の調整でコントロール可能ですが、なかには放置すると危険な兆候もあります。特に内臓機能や加齢変化が関わるリスクには細心の注意を払わなければなりません。
ARBやACE阻害薬は、長期的には腎臓の血管を守る優れた薬ですが、脱水状態や飲み始めの段階で一時的に腎機能を低下させることがあります。血液検査でクレアチニン値の上昇やeGFRの急低下が見られたり、尿量が極端に減ったりした場合は早急な対応が求められます。
また、高齢者が降圧薬を服用する際は若年層以上の配慮が欠かせません。高齢者は肝臓や腎臓の代謝機能が落ちているうえ、血圧を一定に保つ自律神経の反射が鈍くなっています。その結果、急激な過降圧によるふらつきから転倒し、大腿骨骨折を起こして寝たきりにつながるリスクが指摘されています。
以下の症状が現れた場合は、服用を続ける前に速やかに医療機関を受診してください。
・唇、舌、喉まぶたが急激に腫れる、息苦しさを感じる(血管性浮腫の疑い)
・強いめまい、冷や汗、目の前が暗くなって倒れそうになる(過度な低血圧)
・筋肉の脱力感、手足のしびれ、脈の乱れ(電解質異常の疑い)