救急車を呼ぶか迷ったら?命を守る危険サインと#7119活用法

救急車を呼ぶか迷ったら?命を守る危険サインと#7119活用法とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

急病時の対応には、ネット上の誤った噂や思い込みに基づく重大な誤解が潜んでいます。

代表的な誤解が「救急車で病院に行けば、一般の外来患者を飛び越えて優先的に診察してもらえる」というものです。病院に到着した後の診察順序は、搬送手段ではなく医師・看護師による「院内トリアージ(重症度判定)」によって決定されます。救急搬送であっても軽症と判断されれば、処置室ではなく待合室で順番を待つことになります。

また、「周囲に大げさだと思われたくない」「近所に知られたくない」という心理からサイレンを消しての来行を求めるケースがありますが、救急車は道路交通法上の緊急自動車であるため、緊急走行中にサイレンを鳴らさずに走行することは法律上不可能です。

さらに、歩行が困難な高齢者の通院や退院などに民間救急タクシー(患者等搬送事業者)を活用できる知識があまり浸透しておらず、公的救急車を代替手段として呼んでしまうトラブルも散見されます。ベッドからベッドへの移動介助や酸素吸入を継続しながらの移動が必要な非緊急時には、民間の専門搬送サービスの利用が最も適しています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。