2026年夏、なぜ旅人は新潟を目指すのか?「青すぎる日本海」と変わりゆくローカルのリアル
ただ景色を眺めるだけの観光は終わった。いま、柏崎の海辺で始まっているのは、旅行者が自らビーチクリーンに参加し、その対価として地元の温泉割引や限定の日本酒を味わえる「循環型トラベル」だ。行政主導ではなく、地元の若手起業家たちが立ち上げたこの試みは、開始わずか1年で大きな成果を上げている。
「ゴミを拾うことが、旅のアクティビティになるなんて思わなかった」。東京から訪れた20代の女性はそう語る。彼女の足元には、かつて漂着ゴミで溢れていたとは思えないほど、白く澄んだ砂浜が広がっていた。