競走馬は馬肉へ転用されるのか?競馬界の裏に潜む衝撃の流通ルート
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日本最高峰のG1レースが開催される週末、東京競馬場や阪神競馬場は熱気に包まれる。だが、スポットライトの当たるターフを離れた瞬間、無数の馬たちが姿を消していく。年間で登録抹消となる競走馬の数は数千頭にのぼり、その全員が功労馬として手厚い余生を送れるわけではない。養老牧場で穏やかな日を送ることができるのは、重賞を幾度も制した極一握りの名馬や、熱心なオーナーに恵まれたラッキーな個体に限られる。
大半の引退馬にとって、待っているのは「第二の馬生」を模索する過酷な生存競争だ。乗馬クラブに引き取られたとしても、乗馬としての適性や気性が合わなければ長期間の飼育は難しい。馬の維持費は1頭あたり毎月数万円から十数万円に達するため、経済的利益を生み出さない馬を長期飼育することは民間施設にとって大きな負担となる。結果として、引き取り手のない馬たちは静かに殺処分や食肉市場への引き渡しという運命を受け入れることになる。これが、華やかな競馬産業の陰に隠された動かしがたい現実だ。