ガンダムUcその後の世界と年表|バナージの現在と封印の真相に迫る
ラプラス事変後、バナージとミネバは表舞台から姿を消し、巨大メガ・ストラクチャー「メガラニカ」とともに暗礁宙域へと潜伏しました。ミネバは自らの私兵組織(ミネバ一派)を組織し、世界が再び過ちを犯さないよう監視を続ける「調停者」としての役割を担います。
この潜伏期において、バナージはミネバの護衛および実働部隊の切り札として活動を継続していました。その姿が明確に描かれたのが、事変の翌年(U.C.0097)を舞台とした映画『機動戦士ガンダムNT』です。
劇中でバナージが搭乗した機体が「シルヴァ・バレト・サプレッサー」でした。サイコフレーム搭載機が封印された世界において、バナージがユニコーンガンダムの主兵装であった「ビーム・マグナム」を運用するために改修された特殊機体です。ビーム・マグナムは通常MSのフレームでは反動に耐えられず腕部が破損するため、バックパックに予備の右腕を4本搭載し、1発撃つごとに腕部を全自動で換装・廃棄するという極めて変則的なシステムが採用されました。この機体の存在は、サイコフレームを失ってもなお、バナージが己の信念のために戦い続けている証左といえます。