世界を魅了する韓国キャラクターイラスト爆発的ブームの舞台裏
近年のサブカルチャーシーンで最も異彩を放っているのが、ジャンマンルピー(Zanmang Loopy現象だろう。もともとは子供向けアニメのサブキャラクターだったピンクのビーバーが、ネットミームを経て狂気と愛らしさを兼ね備えたアイコンへと変貌を遂げた。
社会人の本音やブラックユーモアを漂わせるその姿は、特に働くZ世代の間で圧倒的な支持を獲得。ハイブランドとのコラボやコスメ、アパレルへと引っ張りだこになっている。この現象の根底には、現代の韓国グラフィックデザインが持つ「ミニマリズムと強烈な文脈の掛け合わせ」がある。洗練された造形の中に、一癖ある人間ドラマを忍ばせる手法こそ、他国のイラストレーションと一線をつく神髄だ。