【追跡調査】2026年夏の夜空を揺るがす偽チケットの罠——琵琶湖三市同時花火大会で相次ぐ被害と警察の最新動向
大津市内に住む40代の会社員男性は、子供たちの夏休みの思い出になればと、家族4人分の「VIP特設エリア券」として計8万円を指定口座に振り込んだ。「振り込みを完了した直後から相手との連絡が一切つかなくなり、発券完了メールも届かなかった」と振り返る。
異変に気づいた男性が実行委員会の公式問い合わせ窓口に連絡したことで、初めて自分が詐欺に遭った事実を知ったという。「楽しみにしていた子供たちに事実を伝えるのが何より辛かった。まさか自分が騙されるとは思ってもみなかった」と、怒りと悲しみを交えながら取材に答えた。