百日草の育て方決定版|花がすぐ終わる原因と長く咲かせるプロの技

百日草の育て方決定版|花がすぐ終わる原因と長く咲かせるプロの技の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

買ってきた苗をそのまま育てると、一本の太い茎の頂点に大きな花が1つ咲き、それで全体の生長が止まってしまうことがよくあります。これを打破し、脇芽を爆発的に増やしてドーム状の大株に仕立てるプロの基本動作が「摘芯(ピンチ)」です。

百日草の摘芯のやり方は極めてシンプルですが、タイミングが命です。植え付け後、根がしっかりと活着して草丈が15〜20cmほどに伸び、本葉が4〜6枚(2〜3節)展開した段階で、主幹の先端にある頂芽を清潔なハサミで切り落とします。こうすることで頂点優勢が打破され、節々から勢いのある側枝が2〜4本同時に立ち上がってきます。この側枝が伸びた段階でさらに先端をもう一度軽く摘むと、開花時の花数は無処理の株と比較して3倍から4倍にまで跳ね上がります。

さらに盛夏を乗り切るための要となるのが、百日草の切り戻しのコツです。7月下旬から8月上旬、真夏の猛暑で花色が褪せ、茎が間延びしてきたら、思い切って全体の草丈の2分の1から3分の1程度までバッサリと切り戻しを行います。その際、必ず「緑の健全な葉が残っている節」の上で切断するのが鉄則です。葉が一切ない丸坊主の状態にすると光合成ができず、枯死の原因となります。切り戻しと同時に追肥を行えば、お盆明けの9月上旬から気温が下がるにつれて新芽が吹き返し、10月〜11月にかけて鮮烈な秋花を楽しむことができます。

もちろん日々のメンテナンスとして、こまめな百日草の花がら摘みを怠らないことも、百日草を長く咲かせる秘訣の柱です。花弁が退色し、中心部(筒状花)が盛り上がってきたら、花首のすぐ下ではなく、一段下の葉の付け根すぐ上で切り取ることが重要です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。