青学・原晋監督の凄さとは?常勝の秘密と退任・政界進出の噂を徹底解剖
原晋監督の指導者としての原点は、長距離界のエリート街道とは一線を画す異色のキャリアにあります。広島県立世羅高校から中京大学へと進み、実業団の中国電力陸上競技部で創部メンバーとして活躍したものの、度重なるケガに苦しみ27歳で現役引退を余儀なくされました。
引退後に配属された中国電力の営業部門で、原氏はビジネスマンとしての才能を開花させます。新規事業だった「省エネ空調設備」の提案営業において、卓越したプレゼン能力と顧客の潜在ニーズを掘り起こす対人スキルを武器に、社内トップクラスの営業成績を記録。「伝説の営業マン」としての成功体験が、後のチームビルディングの強固な礎となりました。
2004年、廃部寸前とまで囁かれていた青山学院大学陸上競技部の監督に就任。就任当初は伝統校の壁に阻まれ結果が出ない時期が続いたものの、2009年に33年ぶりの箱根駅伝本戦復帰を果たすと、2015年には悲願の総合初優勝を達成しました。以降、圧倒的なスピードで優勝記録を積み重ね、大学駅伝界の勢力図を完全に塗り替えました。