バージニア・ジュフリー告発の真相と現在|英王室失脚の全貌を追う

バージニア・ジュフリー告発の真相と現在|英王室失脚の全貌を追うの詳細解説をご紹介します。専門的な知識が満載です。

世界中に最も強い衝撃を与えたのが、英国のエリザベス女王の次男であるバージニア・ジュフリーとアンドルー王子の関係に関する告発です。彼女の証言によると、2001年にロンドン、ニューヨーク、そしてカリブ海に浮かぶ私有地「リトル・セント・ジェームズ島」(通称:エプスタイン島)の3カ所において、未成年であった彼女に対する性的関係の強要が行われたとされています。

疑惑を裏付ける決定的な証拠として世界を騒然とさせたのが、ギレーヌ・マックスウェルのロンドンの自宅で撮影されたとされる1枚のスナップ写真でした。そこには、17歳のバージニア氏の腰にアンドルー王子が手を回し、背後でマックスウェルが微笑む姿が収められていました。

アンドルー王子側は2019年の英BBCの単独インタビューで「写真は偽造された可能性がある」「当時自分はピザ店にいた」「戦争の後遺症で汗をかかない体質であるため証言と矛盾する」などと主張し、関与を全面否定しました。しかし、この弁明は世論の激しい反発を招き、火に油を注ぐ結果となりました。その後のギレーヌ・マックスウェル裁判でも組織的な人身売買の実態が認定され、マックスウェルには禁錮20年の有罪判決が下されました。写真の信憑性を否定する王子の主張は司法・世論の双方から退けられる形となりました。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。