なぜ自転車は内装3段変速が最強?外装との違いや失敗しない調整術を徹底解説
Q1:ペダルを強く踏み込みながら変速しても大丈夫ですか?
A1:ペダルに強いトルク(体重)をかけたまま変速レバーを回すと、ハブ内部のクラッチや遊星ギアに過度な負荷がかかり、異音やギア欠損の原因になります。内装変速の長寿命化の秘訣は、変速レバーを回す一瞬だけペダリングの力をふっと抜くことです。足の力を抜いた状態でシフトチェンジを行えば、内部機構を傷めず極めて滑らかに変速します。
Q2:内装3段と外装6段では、どちらのほうがスピードを出せますか?
A2:トップギア(最も重いギア)を踏み切れる脚力があれば、理論上の最高速度に大きな差はありません。内装3段の「3速」はギア比1.360で増速されるため、一般的な前44T×後16Tのスプロケット構成の場合、外装6段のトップギア(14T付近)とほぼ同等のスピード域(時速25〜30km前後)を巡航可能です。ただし、細かい向かい風の調整は段数の多い外装変速のほうが巡航速度を維持しやすくなります。
Q3:走行中に急にペダルが軽くなって空回りするようになったのですが修理費用はいくらですか?
A3:前述の「プッシュロッド調整」で直る場合、自転車店での調整工賃は500円〜1,500円程度で済むことが大半です。シフトワイヤーの断線・固着によるワイヤー交換でも約2,500円〜4,000円程度です。ハブ内部の摩耗・サビによる内部ユニット全体の交換となった場合は10,000円〜15,000円程度かかりますが、そのような重度破損に至るケースは稀です。
Q4:雨ざらしの屋外駐輪場に何年も置いておいても錆びませんか?
A4:ハブの変速ギア自体は内部に密閉されグリス漬けになっているため、外側の雨水で内部が錆びることは基本的にありません。ただし、外部に露出しているベルクランクの金属パーツやシフトワイヤーの出入り口、チェーン自体は雨でサビが発生します。フルチェーンケース車であっても半年に一度程度チェーンへ注油し、シフトワイヤー露出部に防錆油を塗布しておくことで、10年以上の耐久性を維持できます。