堺市立総合医療センターの評判と実態|受診前の注意点と最新ルール
「夜間に急な高熱が出た」「休日に激しい腹痛に襲われた」といった事態で頼りになるのが救急外来ですが、ここにも地域基幹病院ならではの明確な優先順位が存在します。
堺市立総合医療センターの救急外来(ER)は、堺市全域および近隣自治体から重篤なショック患者や急性心筋梗塞、脳卒中、多発外傷などの三次救急患者を24時間体制で受け入れる救命救急センターとして稼働しています。そのため、来院順に診察が行われる一般外来とは異なり、専門のトリアージナースによる緊急度判定(院内トリアージ)が厳格に実施されます。
救急車で搬送された場合や、自力で来院(ウォークイン)した場合であっても、生命の危機が差し迫っている超重症患者が最優先されます。バイタルサインが安定している軽症〜中等症の患者は、診療順が後回しになるため、待合室で2〜4時間以上の待機時間が発生するケースが日常的に起こり得ます。救急搬送の現場でも「到着してから待たされた」という声が一部で見受けられますが、これは高度救急病院として救命優先のトリアージが正しく機能している証左でもあります。
なお、緊急性が認められない軽症患者が夜間・休日に時間外受診を行った場合、時間外選定療養費が別途発生する運用となっています。突発的な体調不良の際は、受診前に「救急安心センターおおさか(#7119)」や「小児救急電話相談(#8000)」を活用し、夜間急病診療所や休日診療所の利用も含めて判断することが賢明です。