ペパロニとは?サラミとの違いや原料・本場イタリアの罠を徹底解剖

ペパロニとは?サラミとの違いや原料・本場イタリアの罠を徹底解剖の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

イタリア料理の代表格のように思われているペパロニですが、その発祥はアメリカです。食文化史の記録によれば、20世紀初頭(1919年頃)のニューヨークをはじめとするアメリカ都市部において、イタリア系移民の肉屋(ブッチャー)が現地で手に入る食材とアメリカ人の嗜好に合わせて独自開発した加工肉が始まりとされています。

ここで日本人旅行者が最も陥りやすいトラブルが、ペパロニのイタリア語の意味に関する言語的なトラップです。

イタリア語で唐辛子やピーマン、パプリカを意味する単語は「peperone(ペペローネ)」であり、その複数形が「peperoni(ペペローニ)」です。つまり、イタリア現地で「Pizza con peperoni(ピッツァ・コン・ペペローニ)」を注文した場合、テーブルに運ばれてくるのは肉が一切乗っていない甘唐辛子やパプリカが敷き詰められた野菜ピザになります。

アメリカで唐辛子(ペッパー)を効かせたスパイシーサラミを「Pepperoni」と呼び始めた結果、本国イタリアの野菜名と名称が重なってしまったという歴史的経緯があります。もしイタリア現地のピッツェリアで日本でおなじみの辛口サラミピザを食べたい場合は、「Pizza alla Diavola(ピッツァ・ディアボラ=悪魔風ピッツァ)」や「Salame Piccante(サラメ・ピッカンテ=辛口サラミ)」と注文するのが正しい選択です。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。