エアーマンが倒せない元ネタ解剖!なぜあの神曲は生まれたのか

エアーマンが倒せない元ネタ解剖!なぜあの神曲は生まれたのかにまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

すべての発端は、1988年に株式会社カプコンがファミリーコンピュータ向けに世へ放った名作アクションゲーム『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』にある。シリーズ最高傑作の呼び声も高い同作だが、当時のアクションゲーム特有の硬派極まる難易度を誇っていた。その中に鎮座していたボスキャラクターの1体が、風を操るロボット「エアーマン」だ。

楽曲『エアーマンが倒せない』を生み出した張本人であるマルチクリエイターのせらみかる氏は、自身が実際にゲームをプレイした際の挫折と葛藤を、ストレートかつユーモラスな歌詞に落とし込んだ。当時の制作秘話として有名なのは、決して攻略法が存在しないわけではないのに「プレイヤーの焦りや操作ミスで泥沼にハマってしまう」というリアルな体験談だ。

画面を覆い尽くす竜巻の弾幕に圧倒され、残機が溶けていく絶望。せらみかる氏が紡いだ親しみやすいメロディと等身大の悲鳴は、瞬く間に全国のレトロゲーマーの琴線を激しく震わせることとなった。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。