畑正憲が命を懸けた北海道ムツゴロウ王国の知られざる真相とは
1970年代初頭、過酷な自然環境が広がる北海道東部の中標津町へと移住を決意した畑正憲氏。周囲の猛反対を押し切り、何もない荒野を開墾することからすべては始まった。
電線も水道もない地平線で、数多くの犬や熊、馬たちと寝食を共にする生活。氷点下30度に達する極寒の冬、吹雪で物流が途絶え、食料も底をつきかけた夜が何度もあった。命の危険と背中合わせの極限状態の中で、人間と動物が主従関係を超えた独自の絆を育んでいったのである。