大相撲の懸賞金はいくら?1本7万円の衝撃手取り額と税金の真相
キャッシュレス化が進んだ現代社会においても、大相撲では土俵上での「現金手渡し」という昔ながらのスタイルが頑なに守られています。この懸賞金現金手渡し理由には、大相撲が単なるスポーツ競技ではなく「神事」であるという本質が関係しています。
力士が軍配の上の懸賞金を受け取る際、右手で空中に「左・右・中」と3つの切れ込みを入れる独特の所作を見かけます。これは「手刀(てがたな)を切る」と呼ばれる神聖な儀礼です。
手刀の動きは、相撲の神様である「造化三神(天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神)」に対する感謝を意味しています。「左」で天の恵みに感謝し、「右」で地の恵みに感謝し、「中」で人が生きていけること(あるいは勝負への感謝)を表した上で、神聖な神仏へのお供え物の分け前として懸賞金をいただきます。即座にその場で受け取り、神への感謝を体現する一連の儀礼様式が完成しているからこそ、土俵上での手渡し文化が今日まで受け継がれています。