バードウィングカントリークラブの現在と閉鎖理由|破産と跡地の真相
当時の利用者が抱いていた「評判・口コミ」と、破綻直前の現場の空気感には、一体どのような乖離があったのでしょうか。かつてのホームコースとして通い詰めたシニアゴルファーや、ネット上の口コミアーカイブを検証すると、非常に切実な声が浮き彫りになります。
「トリッキーで距離の計算が難しく、腕試しには最高のコースだった。特にインコースの谷越えホールはスリリングで、毎月のように仲間と通っていた」という高評価が寄せられていた一方で、閉鎖の1〜2年前からは異変を指摘する声が急増していました。
「カートの故障が頻発し、バンカーの砂が補充されず土が剥き出しだった」
「レストランのメニューが極端に減り、スタッフの対応に明らかな疲弊の色が見えた」
「メンバーフィーの割安感だけで持っていたが、最後はビジターの格安プランで詰め込み運行になり、ハーフ3時間近くかかる状態だった」
こうしたネット掲示板やSNS上の書き込みは、ゴルフ場が限界集落化していく末期の典型的な兆候を正確に捉えていました。現場スタッフが経費削減のために極限まで削られ、十分なコースメンテナンスが施せなくなった段階で、既にコースとしての寿命は尽きかけていたと言わざるを得ません。