北関東屈指の巨大スパ南大門!極上温泉と名物焼肉の完全攻略術
浴室の重厚な扉を開けた先で待ち構えるのは、巨大なスタジアム型の「グランドサウナ」だ。雛壇のように設計された座面は圧倒的な収容力を誇り、高低差によって異なる温度帯が綿密に計算されている。最上段の鋭利な熱気から、じっくりと発汗を促す中下段まで、己の体調に合わせた熱の選択が可能だ。
タナカカツキ氏の著作『サ道』が火をつけた現代サウナブームにおいて、多くの施設がコンパクト化へ舵を切る中、このスケール感は極めて稀有と言える。熱せられたサウナストーンにアロマ水を注ぎ、タオルをダイナミックに操るアウフグースの瞬間、サウナ室のボルテージは最高潮に達する。日本サウナ・スパ協会が提唱するプロフェッショナルなリラクゼーションの基準を遥かに超えた、ダイナミズムと包容力がそこにはある。
火照った身体を受け止める水風呂も規格外だ。深さと広さを兼ね備えた水槽へ沈み込むと、体表の熱が一気に冷水へと移り、神経が研ぎ澄まされていく。温度帯の異なる水風呂を行き来する贅沢は、まさに温浴の醍醐味そのものだ。