毎日やる小顔マッサージは逆効果?たるみ撃退と正しい最新美顔術
SNSや動画サイトで話題を集めるセルフケアですが、専門医の間では「過剰なマッサージによる肌組織へのダメージ」が問題視されています。皮膚の厚さはわずか2ミリ程度であり、表皮に至ってはラップ1枚分(約0.02ミリ)ほどしかありません。そこへ強い力で摩擦を加えると、角質層が傷ついてバリア機能が低下し、乾燥や色素沈着を引き起こす要因となります。
さらに深刻なのが、皮膚の深層で顔の脂肪や筋肉を骨に繋ぎ止めている「リガメント(顔面靭帯)」への影響です。リガメントはコラーゲン線維でできたゴムのような組織ですが、過度な力で毎日引っ張り続けると徐々に伸びてしまい、一度伸びきった靭帯は自然には元の張りに戻りません。その結果、数年後に頬の位置が下がり、深いほうれい線やマリオネットラインを形成する決定打となってしまいます。