スマイリーキクチとひろゆきの対立真相|ネット中傷事件の全貌と現在

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インターネット上で「スマイリーキクチ」と「ひろゆき」という二人の名前が並ぶとき、多くの人が「二人はなぜ激しく対立したのか」「直接的な諍いがあったのか」という疑問を抱きます。結論から言えば、ひろゆき氏自身がスマイリーキクチ氏に対して直接デマを書き込んだわけではありません。対立の本質は、「中傷の温床となった掲示板の管理者(プラットフォーマー)としての責任」と「甚大な人権侵害を受けた被害者の権利」という根本的な哲学の違いにあります。

1999年、日本中を震撼させた「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の犯行グループの一人がスマイリーキクチ氏であるという、完全なる虚偽情報がネット上に投下されました。このデマは瞬く間に2ちゃんねるをはじめとする掲示板群で拡散・定着し、彼の公式ブログや出演番組、所属事務所へ何万件もの殺害予告や脅迫が殺到する事態へと発展したのです。

当時、掲示板の管理人であったひろゆき氏は「システムは単なる土管(道具)に過ぎず、違法な書き込みの責任は投稿した個人にある」「削除要請のガイドラインに従わないものは消さない」という徹底した中立・不作為のスタンスを貫いていました。一方、キクチ氏は自著や当時の特番インタビューにおいて、以下のように述懐しています。

「運営側に削除を求めても無視され、ログの開示にも極めて非協力的だった。ネットの中傷は画面の中の出来事ではなく、リアルな生活を脅かす暴力そのものなのに、管理者は収益を上げながら被害を野放しにしていた」

その後、インターネットテレビ番組などの公開討論で両者が同席した際も、ひろゆき氏は「警察が正式な令状を持ってくればログは出す」「感情論でルール外の削除を要求するのはおかしい」と持論を展開。これに対しキクチ氏は「システムを作った人間が暴走を放置し、人が死に瀕する苦しみを味わっている現場に無責任すぎる」と猛烈に批判し、両者の溝は埋まることなく平行線を辿りました。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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