ポケモン人気投票「コイル騒動」の裏側と現在も愛され続ける理由
企業側がどのように対処するのか、当時のネット界隈は固唾を飲んで見守っていた。荒らし行為として無効化や企画中止に追い込まれるのではないかという懸念もあったが、主催者側の対応は実に見事だった。
任天堂や株式会社ポケモンは、不正と思われる極端な自動スクリプト投票を弾きつつも、企画そのものを潰すことはしなかった。最終結果として、コイルは堂々の第2位ランクインという形で決着を見た。さらに驚くべきことに、公式は1位から3位のポケモン(シェイミ、コイル、ギラティナ)が並んだオリジナル壁紙を制作して配布。ファンの悪ふざけを巧みに受け止め、エンターテインメントへと昇華させた柔軟な姿勢は、企業コミュニケーションの金字塔として語り継がれている。