土と対話し削り出す一期一会の美。陶芸家・井上茂が手掛ける「原土の器」の真価と魅力
現在、井上茂氏の作品は日本国内の20を超える主要なクラフトショップやギャラリーで取り扱われている。個展が開催されれば、初日で完売することも珍しくない。
その評価は国内にとどまらず、アジアや欧米のギャラリーからも熱い視線が注がれている。過剰な装飾を排し、土そのものの素材感を活かす日本の「わびさび」の美意識と、現代のライフスタイルに合致するモダンな実用性が、言語や文化の壁を越えて高く評価されている証拠だ。