「看板倒れ」の地方私大が消えるなか、なぜ志願者が殺到するのか?2026年、激変の高等教育界で異彩を放つ「環境×ケア」の突破力
地方創生という言葉が手垢にまみれて久しいが、若者の都市流出を食い止める特効薬は依然として見当たらない。そうしたなかで、愛知の岡崎・大府と四国の松山を拠点とするネットワークは、地方における新たな知のハブとして確かな存在感を放ち始めている。
それぞれの地域が抱える課題は千差万別だ。産業集積地としての愛知と、人口減少と一次産業の維持に直面する四国。学生たちは異なるフィールドを行き来し、自治体や地元企業とタッグを組んでリアルタイムの課題解決(PBL)に挑む。「地方には学ぶべき課題が溢れており、挑戦の余白がある」――そう実感した卒業生たちが、地元や新たな地域に根を下ろし、変革の担い手となっていく好循環が回り始めている。