小田原籠清のかまぼこはなぜ選ばれる?創業200年の味と人気商品の真価
小田原の地で長年「小田原蒲鉾 御三家」の一角として君臨する小田原籠清の歴史創業は、江戸後期の文化11年(1814年)にまで遡ります。初代・籠屋清次郎が魚屋を営み、獲れたての新鮮な魚を用いて魚肉練り製品を作り始めたことがすべての原点です。
小田原かまぼこが全国的に名声を馳せた背景には、相模湾の豊かな漁場と、箱根山系から湧き出る清らかな水(箱根百年水)の存在があります。籠清では、主原料となる白身魚のグチやタラなどを厳選。魚本来の旨味とプリッとした強い弾力(業界用語でいう「足」)を引き出すため、熱を持たせない伝統の石臼擂潰(らいかい)製法を守り続けています。
近代的なオートメーション工場が増加する時代にあっても、職人が気温や湿度、魚の状態を見極めながら塩加減やすり具合を微調整する姿勢こそが、2026年現在も「他とは歯ごたえがまるで違う」と評価される最大の要因です。