昭和を代表する大女優・山田五十鈴の偉大な足跡と必殺シリーズ裏話
テレビの普及期においても、NHKの大河ドラマや大型時代劇でその重厚な演技を披露し続けた。歴史上の重要人物の母親役や正室役を演じる際、彼女が画面に立つだけで作品全体に重厚な歴史の深みが生まれた。
時代劇というジャンルにおいて、立ち振る舞いやセリフの回し方、着物の着こなしに至るまで、彼女は生きる手本であり続けた。長年にわたる演劇界への貢献が認められ、2000年には女優として初となる文化勲章を受章。伝統芸能と現代演劇を橋渡しする稀有な存在として、生涯を通じて表現の道を究め続けたのである。