「新幹線の三景」とはどこ?富士山・浜名湖・伊吹山の絶景と座席選び
3つ目の絶景は、滋賀県と岐阜県の県境に堂々とそびえる名峰・伊吹山(米原駅〜岐阜羽島駅間)です。古くは日本書紀の神話や関ヶ原の合戦の舞台としても名高いこの山は、標高1,377メートルを誇り、独立峰のような荒々しく力強い山容で乗客を圧倒します。
伊吹山を望む座席は、富士山と同じく山側の「E席(グリーン車はD席)」です。近畿圏から名古屋方面へ向かう際、米原駅を過ぎてトンネルを抜けると突如として巨大な石灰岩の山肌が姿を現します。
特に冬の時期は「伊吹おろし」と呼ばれる冷たい季節風とともに一面が深い雪景色へと一変し、白銀に輝く伊吹山と関ヶ原の雪原は、東海道新幹線随一のドラマチックな景観を生み出します。四季折々の表情の豊かさこそ、伊吹山が三景に数えられる真骨頂です。