シンクタンクとは?コンサルとの違いや年収・最新実態を徹底解剖
高年収の裏で、実際の現場ではどのような日々が繰り広げられているのか。大手シンクタンクに勤務する30代現役研究員の証言から、その労働実態が浮き彫りになります。
「最も胃が痛むのは、毎年秋から冬にかけての中央省庁の調査委託プロジェクトの納期直前です。数百ページに及ぶ調査報告書について、官僚からの細かな指摘に対応し、膨大な海外文献の再調査や統計データの検算を深夜まで行う日々が続きます。提出したレポートのワンフレーズが、数カ月後の審議会答弁や新聞の一面報道を左右するため、事実誤認や数字のブレは一切許されません」
こうした極度のプレッシャーと引き換えに得られるのが、シンクタンク研究員年収の高さと、他業種では味わえない「国家の仕組みを動かしている」という達成感です。近年は各社とも働き方改革を推進しており、裁量労働制のもとで在宅勤務や柔軟なリサーチ環境が整えられています。しかし、専門領域における「論理の瑕疵(かし)」を徹底的に突かれる知的負荷の高さは、一般的なデスクワークとは根本的に異なる厳しさを持っています。