英文法パターンドリルの評判は?挫折の真相と効果的な使い方を徹底検証
教育現場や家庭学習において、実際にこのドリルを使った指導者や生徒たちはどのような手応えを感じているのでしょうか。中学版と高校版、それぞれの現場から寄せられた一次情報や手記を分析すると、極めてリアルな学習の明暗が見えてきます。
ある個人指導塾の講師は、家庭学習の現場記録の中で次のように述べています。
「英検準2級を目指していた中学生が、過去問で伸び悩んでいました。確認したところ、be動詞と一般動詞の混同、三人称単数現在形の-sの欠落など、中1レベルの骨組みが崩壊していたのです。そこで文英堂の『中学英文法パターンドリル』を投入し、短文を何度も手を動かして書かせた結果、曖昧だった語順の感覚が指先に染み込み、わずか2ヶ月で長文の誤読が激減しました」
一方で、自学自習で取り組んだ高校生の手記には、違った葛藤が記録されています。
「『大岩の一番はじめの英文法』を読んだあとに『高校英文法パターンドリル 超基礎編』へ進みました。最初はスラスラ解けて達成感があったものの、関係代名詞や仮定法の後半に入ると、左ページの例文を右ページに真似して書いているだけになり、模試の実戦問題になると手も足も出ませんでした」
武田塾などの大学受験指導ルートでも本書は「知識を定着させるための入門ドリル」として位置付けられていますが、成功者と挫折者を分ける境界線は、「例文を見ずに自力で英文を組み立てられる負荷を自分にかけていたかどうか」という1点に集約されます。