今日の日の出時間は何時?全国の正確な時刻と朝焼けの決定打を徹底解説
小学校の理科教育などで広く浸透している「太陽は東から昇って西に沈む」という常識ですが、天文学的には厳密な誤解を含んでいます。実際に太陽が正確な真東(方位角90度)から昇るのは、1年のうち「春分の日」と「秋分の日」のわずか2日間しかありません。
地球の自転軸(地軸)が公転軌道面に対して約23.4度傾いているため、季節の進行とともに日の出方角はダイナミックに変化します。
- 夏至(6月下旬):太陽は真東から北へ約30度近く寄り、北東寄りの空から昇ります。北半球では昼の時間が最も長くなり、太陽の南中高度も年間最高に達します。
- 冬至(12月下旬):太陽は真東から南へ約30度近く寄り、南東寄りの空から昇ります。昼の時間は最短となり、南中高度も低く影が長く伸びます。
この方角のズレを理解していないと、有名な日の出スポットを訪れた際に「期待していた山頂の真上から日が昇らなかった」「海岸の奇岩と太陽が重ならなかった」といった失敗に直面します。ダイヤモンド富士や海中鳥居からのご来光を狙う愛好家は、単に今日の日の出時間を調べるだけでなく、緯度・経度と方位角(コンパスの方角)を三次元的にシミュレーションして現地に足を運んでいます。