だーすけ火事の真相と2026年現在|伝説の配信事故と家族のその後
事件が発生したのは、2015年10月4日の午後12時45分頃のことでした。愛媛県新居浜市にある木造2階建ての住宅から、ネット生配信サービスPeerCast(ピアキャスト)を通じてゲーム『Minecraft』などの配信を行っていた当時40歳の男性配信者、通称「だーすけ」氏が主役でした。
ゲームプレイの合間、だーすけ氏は購入したばかりの金属製アウトドア器具「オイルマッチ(パーマネントマッチ)」の開封と動作確認を配信上で開始します。しかし、使い慣れていない器具の扱いに手間取ったことが、すべての悲劇の引き金となりました。
注油口からジッポー用オイルを充填した際、手元やスティックの軸、周囲にオイルが飛散。ティッシュペーパーでそれを拭き取り、可燃性の高いレジ袋(ゴミ袋)へ次々と投げ入れていました。さらに、マッチ芯にオイルが染み込みすぎた状態でヤスリ部分を強く擦った瞬間、スティック全体が激しく発火したのです。
慌てただーすけ氏は息を吹きかけて消そうとしますが火は弱まらず、動揺のあまり、オイルが付着したティッシュペーパーが大量に入ったゴミ袋の真横に火のついたスティックを落としてしまいます。数秒後、ゴミ袋は火柱を上げ、白煙が部屋中に充満し始めました。
このだーすけ 配信事故の異常さを際立たせたのが、部屋に設置されたPCから鳴り響き続けた「棒読みちゃん(テキスト読み上げソフト)」の合成音声でした。「うしろ!うしろ!」「水を持ってこい」「早く逃げろ」と急を告げるリスナーのコメントを、無機質で平坦な機械音声が淡々と読み上げる中、だーすけ氏は段ボール箱や雑誌で火を叩き、布団を被せて空気を遮断しようと試みます。しかし、それらはすべて「新たな燃料」となり、火勢は爆発的に拡大。自力での初期消火は不可能な段階へ達しました。