大阪で救急搬送相次ぐ大麻グミKnockoutの猛威と法的リスク
行政による迅速な指定薬物追加を受け、捜査機関も即座に行動を起こした。大阪府警察は、危険なグミを販売していたヘッドショップやディスペンサリーと呼ばれる専門店舗、さらには個人間の手渡しが行われていた路上現場へ一斉捜査のメスを入れた。店舗の家宅捜索を実施し、在庫として保管されていた大量の製品を押収するとともに、販売ルートの全貌解明へ着手したのである。
警察の狙いは単なる店頭販売員の検挙にとどまらない。海外からの原料輸入ルートや、国内の密造ラボ、SNSを介して若者へ売買を行っていた密売ネットワークの解体にまで及んでいる。違法化された直後から「在庫処分」と称して投げ売りを行おうとした悪質な事業者に対しても、厳格な捜査と立件が容赦なく進められた。