バブルの象徴「3高」は今どうなった?令和の婚活市場と3平・4低の現実
「3高(さんこう)」という言葉が生まれたのは、日本中が空前の好景気に沸いた1980年代後半のことです。当時の女性が結婚相手に求める3大条件として、「高学歴」「高収入」「高身長」が流行語となり、理想の男性像として定着しました。
バブル期の結婚観における具体的な基準は極めて明確でした。学歴であれば「早慶や旧帝国大学、MARCHクラス以上の有名大学卒」、年収は「20代後半から30代前半で700万〜1,000万円以上」、身長は「175cm以上、できれば180cm近く」が一般的な目安とされていました。
この時代は終身雇用と年功序列が盤石であり、男性が一人で家計を支える「専業主婦モデル」が一般的でした。女性にとって結婚は生活水準そのものを決定づける一大イベントであり、夫の社会的ステータスや稼ぎの大きさは、そのまま家庭の豊かさや周囲への誇示につながっていたという背景があります。