大相撲の廻しに付く「さがり」の秘密!落ちても反則にならない理由

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相撲の規則において、廻し自体が完全に外れてしまう事態は「不浄負け」と呼ばれる反則になり、即座に負けが成立する。しかし、フロントに差し込んであるだけの束に関しては、取組中に落ちても一切のペナルティが発生しない。あくまで装飾的な付属物という扱いだからだ。

土俵上で攻防が繰り広げられる最中、落ちた小物が力士の足に引っかかれば大きなケガにつながる危険がある。ここで見事な立ち回りを見せるのが行司だ。最高峰の行司である木村庄之助をはじめとする行司陣は、両者が組み合って白熱している隙を見逃さず、素早い動作で落ちたものを拾い上げ、土俵の外へと投げ捨てる。その流れるような所作は、まさに職人技と言える光景だ。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。