2026年夏、日本の海岸線を塗り替える「海の浮遊体験」——最新レジャートレンドと進化する海洋技術の現在地
このブームは個人のレジャー用途にとどまらない。リゾートホテルやマリンアクティビティ事業者が相次いで高級フロート体験サービスを導入している。
例えば沖縄県恩納村のリゾートホテルでは、プライベートビーチ沖合に浮かべた特注フロートの上で朝食を楽しむ「フローティング・モーニング」が連日満席の賑わいを見せる。瀬戸内海の穏やかな海域では、フロートの上にテントサウナを設置し、サウナ後にそのまま海へ飛び込む「海上ととのい体験」が好評だ。従来のウォータースポーツのような激しい運動を伴わない「静かな海の楽しみ方」として、幅広い年代に需要が広がっている。