勝負師ミルコ・デムーロが激白!名馬の記憶と完全復活への覚悟
東日本大震災の直後、日本中が打ちひしがれていた2011年。ヴィクトワールピサの手綱を取り、日本馬初となるドバイワールドカップ制覇を成し遂げた瞬間、彼は世界に希望を届けた。日の丸を掲げて涙した姿は、競馬の枠を超えた歴史的シーンとして刻まれている。
暮れの大一番である有馬記念をはじめ、グランプリロードで幾度となく見せてきた大駆け。ペースを読み切り、誰もが予期せぬタイミングで捲る大胆不敵なレースメイクは、まさに天賦の才だ。並の騎手なら躊躇する一瞬の隙間に迷わず馬を滑り込ませる胆力は、数々のビッグレースで波乱とドラマを巻き起こしてきた。