乾燥機で縮む素材一覧!服が縮む決定的な原因と復活裏ワザ
衣類に使われる繊維は、原料や織り方によって熱や水分への耐性が大きく異なります。乾燥機(タンブラー乾燥)にかける際のリスクを危険度別に整理しました。
【危険度:高(乾燥機は厳禁・即縮む素材)】
- ウール(羊毛)・カシミヤ・アンゴラ:動物性繊維の代表格。水と熱、ドラム内の激しいもみ作用によって繊維同士が絡み合い、フェルト化して激しく収縮します。
- レーヨン・キュプラ:木材パルプなどを原料とする再生繊維。水を含むと繊維が膨潤して極めて弱くなり、乾燥時の熱と摩擦で不可逆的な縮みや型崩れを引き起こします。
- シルク(絹):熱に非常に弱く、縮むだけでなく特有の光沢が失われ、ゴワゴワとした質感に劣化します。
- 麻(リネン・ラミー):吸水性・速乾性に優れる反面、繊維自体の弾力性が低いため、熱風乾燥で繊維が急激に詰まり、大幅な丈詰まりやシワの原因になります。
【危険度:中(縮み・型崩れが起きやすい素材)】
- 綿(コットン)100%:Tシャツやトレーナー、デニム、タオルなど日常着に多い素材。特に目の粗いニット編み(天竺編みなど)のカットソーは、1〜2サイズ近く縮むケースが珍しくありません。
- ポリウレタン(スパンデックス):ストレッチ素材の衣服に含まれる合成繊維。縮みというよりも、乾燥機の高熱によってゴム状の分子構造が破壊され、生地が波打ったり伸びきったりする劣化を招きます。
【危険度:低(比較的乾燥機に強い素材)】
- ポリエステル・ナイロン・アクリル:化学繊維は熱セット性が高く、水分を含みにくいため寸法変化が起きにくい特性を持っています。ただし、コインランドリーなどの高温熱風(70〜80℃以上)に長時間さらすと溶融やシワ定着のリスクがあるため、低温設定が基本です。