是枝裕和×役所広司の真実!東映が放つ衝撃巨編『紅鶴』の裏側
これまで家族の絆や社会の歪みを鋭い観察眼で描いてきた是枝裕和監督。彼が今回挑むのは、重厚な武士道や歴史的背景を舞台にした新たな映像世界だ。
伝統的な時代劇の様式美を踏襲しながらも、人間の狡猾さや狂気を極限まで炙り出すサスペンス・スリラーとしての側面を極限まで研ぎ澄ませている。一触即発の緊張感が漂う画作りと、静寂の中に響く台詞の応酬。そこには是枝監督ならではの心理リアリズムが緻密に組み込まれている。
「善悪の境目が崩れ去る瞬間を描きたい」――関係者によれば、監督はそう語り、従来のジャンル映画の枠組みを根底から打ち破る勢いで撮影に臨んでいるという。