封印された映画『一茶』解禁の真相!未公開キャストと配信の裏側
本作で伝説の俳人・小林一茶を演じるのは、唯一無二の存在感を放つリリー・フランキーだ。かつて教科書で目にした「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」といったほのぼのとしたイメージは、本作によって完全に覆されることになる。
数々の作品で人間の業と狂気を演じ分けてきた彼が見せるのは、貧困に喘ぎ、性に執着し、死に怯えながらも句を詠まずにはいられなかった一人の生の人間だ。単なる歴史上の偉人伝にとどまらない、泥と汗の匂いが漂う泥臭い伝記映画として、観る者の倫理観を揺さぶる。哀愁と凄みが同居するその演技は、まさにハマリ役と呼ぶにふさわしい。