【2026年最新解剖】箱根駅伝の登竜門から「世界基準」の実験場へ なぜ日体大記録会で記録が続出するのか
ほんの10年前まで、5000mで13分台、10000mで27分台といえば大学陸上界でも一握りのスーパーエースだけに許された称号だった。しかし今日、その常識は完全に崩壊している。日体大の夜間セッションでは、13分40秒切りを目指す組が何回も繰り出される。
このタイム過密化が日本全体のレベルを底上げしたことは疑いようがない。高校生が13分台を叩き出し、大学生が実業団のエースと互角に渡り合う。その背景には、「ここで出さなければ世界どころか国内のトップ戦線から取り残される」という走者たちの強い危機感と挑戦心が根底にある。