世代を超えてバズる「ヒーロー工芸」の現在地!折り紙で作るウルトラマンが海外メディアも注目する日本文化の新アイコンに
銀色と赤の配色が目を引く独特のビジュアル。ウルトラマンを折り紙で表現する最大の醍醐味は、幾何学的な折り目の積み重ねが、あの力強いシルエットへと結実するカタルシスにある。
「最初はどうせ子供騙しのキャラクターグッズだと思っていました。でも、いざ自分で折り始めると、頭部のスリットや胸のカラータイマーの立体感を出す工程が絶妙で、気づけば2時間も没頭していたんです」。都内でIT企業に勤める30代の男性は、そう笑いながら自作の立体モデルを見せてくれた。
スマートフォンの画面をタップするだけの日々に疲れた大人たちにとって、紙の手触りや折り目の正確さを追求するこのプロセスは、一種のマインドフルネスとしても機能している。自分の手でヒーローに命を吹き込む快感が、現代人の創作欲求を刺激してやまない。