岡田准一が今こそ語る「狂気と葛藤の20代」――孤高のアクションスターはいかにして覚醒したのか
20代中盤、岡田は大きな決断を下す。それは、本格的な格闘技・武術の修得だった。ブルース・リーが創始した「ジークンドー」や、フィリピンの武術「カリ」の道場に通い詰め、インストラクターの資格を取得するまでに至る。
周囲からは「アイドルがなぜそこまでやるのか」と疑問視する声もあった。しかし、彼はブレなかった。スタントマンに頼らず、自らの肉体ですべてを表現する。その狂気とも言えるストイックさが、後の日本映画界におけるアクションの基準を劇的に引き上げることになる。