山本佳世のアナログ表現が生み出す視覚の幾何学:コラージュ作家が挑む紙とデザインの変容
大阪市東淀川区豊里に拠点を置く彼女の活動は、ローカルな空間から広域へと伸びやかに展開する。大阪や京都の洗練されたギャラリースペース、さらには福岡をはじめとする主要都市での個展・グループ展を精力的に開催してきた。
原画展の会場では、印刷物では捉えきれない紙の立体感や接着のニュアンスを直接鑑賞することができる。展示空間そのものを一つのコラージュとして捉える演出力も、彼女の展示が注目を集める理由だ。