北陸新幹線延伸から2年、2026年の「兼六園」が魅せる進化——世界中の旅人を惹きつける至高の庭園美と先端保全の現在地
名園と呼ばれる理由は、敷地を歩けば直感的に理解できる。霞ヶ池を中心に配された回遊式庭園は、歩を進めるごとに景色が目まぐるしく変化する。一歩足を踏み出すたびに新しい画角が現れる緻密な設計だ。
日本最古とされる噴水は、自然の落差による水圧だけで力強く水を吹き上げ続けている。ハイテク機械に頼らない江戸時代の土木技術の粋が、令和の現代においても何事もなかったかのように動いている事実に、誰もが息をのむ。