フランス料理のグリエとは?ロティやポワレとの違い・焼き方の極意を解説
炭火や専用グリラーがない家庭環境でも、道具の特性を活かせば本格的なグリエの味を再現できます。
■ 溝付きグリルパンを使う場合
波型の溝がついた厚手の鋳鉄製グリルパンは、家庭でグリエを行う最も手軽なアイテムです。煙が出る直前までしっかりと余熱し、薄く油を引いてから肉を乗せることで、くっきりとした焼き目をつけると同時に、溝に脂を落としてベタつきを防ぎます。
■ 魚焼きグリルを活用する場合
実は日本の魚焼きグリルは、短時間で300度以上の高温に達する極めて優秀な直火加熱機器です。あらかじめ3〜4分予熱しておき、網に薄く油を塗ってから食材を入れることで、直火特有の香ばしさとスピーディーな火入れが可能になります。
■ オーブンのグリル機能(上火設定)を使う場合
オーブンの「グリル設定」は、庫内全体を温めるコンベクションとは異なり、天井面のヒーターから強い熱を直接照射する仕組みです。天板に網を敷き、ヒーターに近い上段にセットして短時間で一気に焼き上げることで、レストランのサラマンダー(上火焼き機)に近い仕上がりを実現できます。