インクラインダンベルカール完全攻略!腕を太くする角度と重量
力こぶの高まり、いわゆる「ピーク」を形成するのは上腕二頭筋の長頭だ。長頭は肩関節を跨いで肩甲骨の結節に付着している二関節筋である。そのため、上腕骨が体幹よりも後方に位置するポジションを取らなければ、筋繊維を最大限にストレッチさせることは構造上不可能だ。
直立した姿勢でのトレーニングでは、動作の底部で負荷が骨骨格へ逃げやすい。だが、ベンチに身を委ねて腕を自然に垂れ下げることで、重力方向に対して常に強力なテンションが長頭へと加わり続ける。収縮感だけに頼った浅いカールから脱却し、負荷を乗せたままストレッチし切る体験。これこそが腕のサイズアップに伸び悩むトレーニーが求める解剖学的解だ。